こんな人間になりたい@−「知識」と「人柄」
最近考えさせられたこと
コンサルタントになって3年が経過しました。あらゆる理論や技術を駆使し、企業の抱える数々の課題を克服して業績で結果を上げることこそ、この仕事の責務であると肝に銘じて、これまで中堅中小企業を中心に多くのお客様と仕事をしてきました。
最近、異なる企業の二人の経営者に「我々は見える商品を扱って商売をしているから楽だけど、君の商売は難しいね。君の持っている知識と人柄が商品そのものだからね。」と同じことを同じ時期に指摘されて、はっとしました。
同じように仕事を進めていても、うまくいく場合といかない場合があります。今振り返ると成否の差は、他の諸条件よりも、経営者や従業員等より多くの人に、私自身の人柄をさらけ出して一緒に仕事をしたか否かに因るところが大きかったように思います。
コンサルタントに必要なこと
多くの経営者や従業員に伺ってみると、コンサルタントに対しては、「知識>人柄」の場合は「うわべだけで信頼・共感できない、説教臭くて鼻につく」、「知識<人柄」の場合は「答えがないと頼りない、逃げているようでうさん臭い」と感じるそうです。
これがコンサルタントという職業に対しての、一般的かつ正直な印象ではないでしょうか。これを払拭することは難しく、奥の深い職業ですが、やりがいのある仕事です。
知識は好奇心を持って勉強し、現場で実践を重ね続けていく限り、自然と蓄積されます。また専門家である限り、常に向上を図らなければ、時代から取り残されます。
一方、人柄はそう簡単には変えられません。しかし、「こんな人間になりたい」という目標だけは持っていなければ変わらないとも思っています。
知識の分野を拡げて深めることはもちろんですが、人柄を高めていくことこそが、コンサルタントである私の今後の目標です。
【2005年5月11日】
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信太 哲/
主任経営コンサルタント
専門領域:組織マネジメント刷新のための管理会計制度の設計・運用支援、安定取引のための債務者等への情報開示指導 |
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