コンサルタント・メッセージ  



■第3回■感謝と思いやり 前編


 愛の反対は何だかわかりますか。「憎しみ」だと思いやすいのですが、そうではなく、それは「無関心」なのです。(マザーテレサ)

 こんにちは!コンサルタントの寺沢俊哉です。今週もよろしくおつきあい下さい。では、スタート!

●「顧客満足一定の法則」
 お客様満足を追求する経営、素晴らしいと思います。いろいろな書物にも「CS(Customer Satisfaction=顧客満足)の大切さ」がうたわれています。
「お客様に奉仕し、お客様の笑顔を糧に成長する」
 素晴らしい「良質経営」のモデルですね。
 でも、実際は、なかなかうまくいかない事も多いようです。
 それは、なぜでしょうか。
 もしかしたら、「感謝をいただく事だけを考えている」点に問題があるのかも知れません。とにかく、「お客様からの満足を得たい」「もらいたい」と一方的に希望する。そんな事はありませんか。
 だとしたら、これは少しおかしい気がします。
 なぜなら、世の中には、感謝する人がいてこそ、感謝される人がいるからです。この世界にある「満足」の需要と供給はつねにバランスしています。
 僕は、これを「顧客満足一定の法則」と読んでいます(笑)。
 自分から感謝したり感動したりしない人が、一方的に他の方から感謝や感動、満足を受け取ろうとする事はできません。

●こちらから感謝する
 この点に気づけば、はじめにすることは明白です。
 先にこちらから感謝する事です。「ありがとう」を言う事です。
 もっともっと敏感になって、あらゆる場面で感謝の念をもつ。「ありがとう」を世の中に貯めていけば、もらう人が増えてくる。そうすると、もらった人が、また、ありがとうを返す。こうして連鎖反応のように感謝が増加していくというわけです。
 朝起きたら、今日も目が開いた。ありがとう(実際、毎日、六千五百人の方が亡くなっています)。
 朝食を食べる。メニューが変わり映えしないなあと思わずに(笑)、僕のためにつくってくれてありがとう。アジの開きが出てくれば、このアジにもありがとう(生命をいただいている訳ですから)。
 とこんな感じで、世の中の「ありがとう」の絶対量を増やしていきましょう。
 いかがでしょうか。
 感謝をいただくには、先に、こちらから感謝する事が大切だと思いませんか。
 この考え方は、全てのことに共通している気がしています。

【2005年1月24日】
寺沢 俊哉/
主席経営コンサルタント
プロフィール:「顧客志向」をベースに、経営品質活動支援、経営再建・営業革新に関する総合コンサルティングを実施。
個別企業のコンサルティング、企業内教育を含めた研修・研究、著書執筆など幅広く活躍中。 主席経営コンサルタント











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