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企業経営における情報活用の実態 2003
- 経営において情報システムが貢献しているとする経営者は55%である。
- 現在の情報化投資に満足している経営者は54%と約半数である。
- 情報システム間で整合性が取れている企業は16%と少ない。
調査期間:平成15年3月〜8月
調査方法:郵送による調査票の配布・回収 及び ヒヤリング調査
調査票の配布・回収:全配布件数1,182社に対して、467社(4割)の回収 |
| 1.調査の背景と目的 |
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経営環境が厳しい中、多くの企業は日々経営改革に取り組んでおり、経営革新にとっては情報技術(IT)の活用が重要な要素の一つであることは紛れもない事実であり、不可欠なものとなってきている。
しかしながら一部の企業においては、情報システムが稼動していなかったり、十分に活用できないなどのケースも発生しており、経営改革を阻害していることがある。
そこで当本部・コンサルティング部では、企業内の情報化がどのように経営改革に貢献しているかを把握することを目的に情報システムを活用しているユーザー企業の経営者・情報システム担当者に対して『企業経営における情報活用の実態調査』(質問数:約40問)を実施しました。
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| 2.ねらい |
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今回の調査では以下の項目をねらいとした。
- 経営者の情報システムに対する満足度
- 情報システム担当者の構築に対する満足度
- 情報システム構築・運用、費用などの実態把握 など
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| 3.調査結果 |
- 情報システムの経営への貢献度合い 【図表示】
経営において、情報システムが貢献している度合いを見ると"ほぼ十分"が最も多く、全体的にどちらかというと十分("十分"+"ほぼ十分")とする割合は55%、どちらかというと不十分("不十分"+"かなり不十分")とする割合は43%であり、貢献している方が若干多くなっている。しかし、"十分"が6%に対して、"不十分"は13%と不十分が2倍となっている。また、経営に対する情報システムの貢献度合いと業績には関連性があり、貢献度合いが"不十分"より"十分"なほど、業績が良くなる傾向にある。
- 情報化投資の満足度合い【図表示】
経営として、現在行われている情報化投資を見ると"ほぼ満足"が最も多く、全体的に、どちらかというと満足("満足"+"まあ満足")とする割合は54%、どちらかというと不満("不満"+"どちらかといえば不満")とする割合は43%であり、満足としている方が若干多くなっている。なお、不満な理由では"投資効果が不十分"がその過半数を占めている。
- 情報システム間の整合性【図表示】
導入されている情報システム間でデータの整合性が"取れている"としている企業は
16%と少なく、最も多いのが"大体取れている"としている企業で51%となっている。しかし、企業規模間で格差があり、"中堅+大手"の方が"中小企業"に比べて取れている割合が多い。月次決算資料などの提供期間に影響を与えている可能性が高い。
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| 4.考察 |
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経営と情報システムの関係で4つのことが見えてきた。
1つ目は、経営課題の認知度合いが業績に対して大きな影響を与えている。2つ目は、経営者の経営判断や経営課題の解決などに対する情報システムの貢献度合いが、業績に影響を与えている。3つ目は、情報システム部門の人員構成によって、情報化投資における満足度が高くなり、又、情報システム活用度合が高くなるなどの傾向が見られた。最後に、システム企画・選定の段階での満足度合いが運用に大きな影響を与えることなどがわかった。
これらのことから経営革新を行う上で経営と情報技術(IT)が乖離しないようにするために、将来の方向性として3つの項目を挙げている。
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| 5.ダウンロード、お問い合わせ |
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また、お問い合わせはメールフォームまたは下記よりお願いいたします。
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〒150-8307 東京都渋谷区渋谷3-1-1
(財)社会経済生産性本部 コンサルティング部 湯浅、小林
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