>>年功制度から脱却し、職員のやりがいを引き出す制度へ
>>人の評価から、仕事の評価へ
(財)社会経済生産性本部(旧称:日本生産性本部)のコンサルティング事業は43年目を迎え、この間病院経営に関する調査・研究を組織的に推進するとともに、病院に対する経営コンサルティングを実施して参りました。その経験から、病院の人事管理は、ごく一部の先端的取組みをしている病院を除き、他産業に比較してかなりその整備が遅れているという認識をいたしております。さらにいえば、人事管理のみならず、経営管理全般についても全く同じことが言えます。
一部の先端的な取組みをしている病院ではなく、圧倒的多数を占める人事管理への取組みが遅れている病院に対して、これからの人事制度の考え方、あり方、そして具体的な取り組み方をご提案するものです。
特に当本部のこれまでの実績を踏まえ、病院における人事制度は、今まで企業でも主流となっていた「職能(職務遂行能力)」(職能主義人事制度=人の評価)をベースとした人事制度ではなく、「役割」をベースとした「役割主義人事制度=仕事の評価」とすべきである、と考えています。なぜならば、一部の事務職を除き、医師をはじめとする多くの職員は、公的資格(能力)を有する専門職種の職業集団であり、「従業員」というよりも「パートナー」としての対応が相応しいからです。
今後は、「役割」と「役割の達成度」により人事管理を行うシステムとすることが、病院に相応しい人事制度と考えています。以下に、人事制度の考え方を、提案させていただきます。
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